高山右近資料館 ギャラリー・ジュスト

ギャラリーと館長について

ご挨拶

ギャラリー・ジュストは、キリシタン大名であった高山右近の歩みをご紹介する施設として2013年6月にオープンいたしました。

高山右近が金沢に26年間滞在したことで、金沢市民の方々に知られている金沢城や惣構だけでなく、金沢の芸術や文化にも多くの影響を残すことになりました。

そのような高山右近がいかに金沢にとって重要な人物であったかを皆様にご紹介する目的で、このようなギャラリーを開いています。 彼はキリシタンであったため、彼に関する資料はほとんど金沢に残されていません。

彼に関する「お宝」と呼ばれるようなものもありません。 それでも、彼にまつわる事々を今でも調査、研究を続け、できるだけ正確に皆様にお伝えしようと努力しております。 ご興味のある方々のご来館をお待ちしております。

 

ギャラリー・ジュスト館長
奈良 献児

kanchou1奈良 献児 (なら けんじ)

1958年静岡県三島市で誕生。 1981年、東京キリスト教短期大学神学専攻科卒業後、日本同盟基督教団教師となる。

長野県、静岡県、愛知県、石川県、富山県の教会の牧師として歴任。 長野県ではキリスト教のキャンプ場で責任を持つ。

また、学生時代より聖歌隊のソリストを務め、幾つかの教会で独唱を行う。 2011年より妻の実家である金沢市に引っ越し。金沢市で観光ボランティアガイドのまいどさんの仲間になる。

教会音楽オタク。温泉フリークを自認。 金沢市でガイドをしているうちに、金沢市で大変な影響を及ぼしているのに、 ほとんど知られていない高山右近のことを紹介する場所を設立し、今に至る。

 

 

 

 

 

ジュストってどういう意味でしょう?

当ギャラリー名の「ジュスト」はポルトガル語で「正義」と言う意味です。 高山右近の洗礼名にちなんで名付けました。

桔梗の花のモチーフの意味は?

当ギャラリーのシンボルを作るにあたって、 「正義」という花言葉を持った桔梗の花をモチーフにすることにしました。 ということで、特に史実的な意味合いなどはなく、 高山右近=桔梗はここだけのお話です。 でも、高山右近の凛としたイメージには合うような気がしませんか?