高山右近資料館 ギャラリー・ジュスト

あけましておめでとうございます。

ギャラリー・ジュストの働きをご支援くださっておられます多くの皆様、
また、高山右近の生涯に興味を持ってくださっておられる皆様。
新年、明けましておめでとうございます。
今年も皆様の上に神様からの祝福が豊かにありますようにと祈ります。

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ギャラリーも高山右近時代の音楽の研究を皆様にお伝えすべく、3月に予定しております展覧会の準備を進めております。
と同時に、昨年の暮れに思いかけず、非常に沢山の能面を入手することが出来ました。

館長の妻の叔父が能面を作成しておりまして、昨年の11月暮れに逝去いたしましたが、ご遺族のご厚意で叔父作成の能面を30個と数えて良いのか30面と数えるべきか分かりませんがとにかく30以上の能面を預かることとなりました。

それで、高山右近も金沢古蹟志の記録によるならば、当時は「舞を見るなら高山右近、面かけずの長十郎」という囃子言葉があったほどに、舞を舞うことに長けていたことが分かります。
当時のキリスト教では信者一人一人に聖書などを手渡せることなど毛頭できませんため、聖書の教え、キリスト教の神髄を伝えるためにお能や狂言などを通して日本では行われておりました。その舞を舞う名手の一人に高山右近がいたとなれば、その舞を舞うために無くてはならぬ能面も必要となるわけで、今回、能面がこれだけ集まったということも不思議な思いでいます。これはぜひとも展覧会において皆様にご披露することが高山右近の側面を知らせる良い機会ともなろうかと思っております。

どうぞご期待ください。

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